青春狂走曲
サニーデイ・サービスの青春狂走曲という対談中心の単行本を読破したので。
・丸山晴茂について
サニーデイに関する記事で体調不良よりアルバム不参加や、活動から離れるというものを見ていて「乃木坂の握手会かよ!」とツッコミを入れたくなっていた。それがヘヴィなアルコール依存症が体調不良の原因だったとは、予想の範疇を超えていた。入院、自殺未遂もあったとのこと。若者たちくらいのツアーの時からペットボトルにウィスキーをいれて、お茶のように見せかけて飲んでいたようだ。また、断酒の説得をしようとした田中貴を殴ったというのもなかなかなエピソードだ。
あとは、中高生の時の話で、「喧嘩とかカツアゲをしてよく補導された」との発言があり、サニーデイ・サービスのカラーとは異なるバッドホップのような武勇伝が飛び出してきて意外に感じた。
・田中貴について
青春狂走曲にはラーメンについての記載は皆無であったのだが、ラヲタの仕事で偉業を成し遂げているので書こうと思う。田中貴は年間400杯を食するほどの通っぷりで、ラーメン評論家として「嵐にしやがれ」などに出演経験もあり、ラーメン本も出している。ラヲタ業務の中でも最も素晴らしい偉業としうのは、ラーメンwalkerで司会に抜擢されており、乃木坂のメンバーと共演も果たしていることだ。
上の写真は乃木坂46の堀未央奈がゲストの神回の時のものである。羨ましい。髪長い頃も可愛い。ちなみに、堀未央奈は岐阜出身であり、好きなラーメン店に岐阜駅付近の丸デブ総本店がある。
麺が無くなってしまうことが多々あるので、行く時は時間を考慮したいところ。ワンタンにするかは趣味だが、ネギ増量がオススメだ。スープが旨いので完まく推奨。また、店内には堀未央奈のサイン色紙も飾ってある。
話が思わぬ方向へと向かったが田中貴が乃木坂46とも共演をできたという「激マブ乃木坂共演型ベーシスト」であることは言葉余すことなく書けたので私は満足している。
想像通りで、私のイメージする曽我部恵一しかいなかった
・愛と笑いの夜
一曲目の「忘れてしまおう」でガツンと来るが、やはり前作の「東京」を意識してのことのよう。曽我部恵一の失恋時期 とアルバム製作時期が重なるとのことだが、それには納得。
ここからは青春狂走曲に記載のあった音源など。
・Electric Glass Ballon
通称「エレグラ」。丸山晴茂の参加していたバンド。渋谷系90sギターロックって感じ。歌詞、pvに漂うオザケン感。
DANCE TO YOUのI'm a boyはこのアルバムから来てるとのこと。雰囲気わかるけど、それよりジャケじゃないのかと思った。夏だ。
・ボズスキャッグス「ロウダウン」
DANCE TO YOUの冒険の元ネタだけど、これはモロすぎるのでは…
2コードなのにコーラスワークやら派手な動きのオケで展開に退屈がない。
オザケンだな。
他にはパステルズ、ペイルファウンテンズ、ジザメリ、スタカン、キャンディフリップ、ストーンローゼズ、ハッピーマンデーズ、インスパイラルカーペッツ、ベンワット、フリッパーズギター、ブーツィーコリンズ等をYouTubeで漁ったりした。ネオアコ、マッドチェスターは、知識が浅いのでこれからディグりたい。
小学生時代の思い出アニメ
小学生の頃見ていたアニメ
・GTO
・犬夜叉
・Drリンに聞いてみて
・ミルモでポン
・やきたてジャパン
・おこじょさん
・うちのたま知りませんか?
・ポケモン
・超GAL寿蘭
・おじゃ魔女どれみ
・犬夜叉
・にゃんだーかめん
・へろへろくん
・金色のガッシュ
・ゾイド
・カスミン
・スパイラル推理の絆
・メジャー
・ゴーストスイーパー三神(再放送)
・妖怪人間ベム(再放送)
・エースを狙え(アニマックス)
・陽当たり良好(再放送)
1クールで終了したアニメや、数ヵ月で終わったEDを思い返すと、その放送時期に追随するピンポイントな思い出が甦る。あの頃、誰と仲良かったなーだとか、教室で何して遊んでたなーだとか、誰々と喧嘩したなーとか。上記アニメタイトルの羅列だけでも私には思い出の詰め込まれたアルバムとなる。
ここで、ONE PIECE 8th ED(Shining Ray/Janne Da Arc)を観る度思い出すエピソードを披露する。当時、多くの男子小学生は遊戯王カードに魅了されており、私も例に漏れず遊戯王カードを楽しんでいた。私は、多少珍しく、強力なカードであるサンダーボルトを所有していたが、ある日友人と遊んだ後に無くなっていた。後日、その友人と遊んだ時にデッキを見せてもらった。そこには、今までその友人は持っていなかったはずなのにサンダーボルトが組み込まれていた。「このサンダーボルト、俺のとったろ?」と聞いたところ「従兄弟にもらった」とのことだった。「んなわけねーだろ!!くそがっ、てめえが確信犯だ」と思った私は、憤怒の権化となり、リアルサンダーボルトをブチかました。これがONE PIECE 8th ED放送時期にあったイベントだ。
くだらないの中に
「突然しきりにマイケル・ジャクソンと言い出したな、セルアウトめ。おまえはマーティン・デニーじゃないのか!!」と苦言を呈したくなる星野源について。
本記事を書くに至った理由としては、妹に星野源のエッセイ「そして生活はつづく」、「蘇る変態」を借りて読んだことがある。気取らない文体で読みやすい。というよりも、くだらなすぎる。くだらなすぎてうしろシティの病院の待合室のネタで飛び出してきた発言を思い出した。(下記動画8:40~)
お前、女優のエッセイをバカにしているのか…?言っとくけどな、女優のエッセイは電車のなかで読む本として最も適している。どこから読みはじめてもいいし、どこで読み終わってもいい。何故なら内容が全く無いからだ。
星野源のエッセイもまさにその通りだ。しかしながら、くだらない文が連ねられているからといって油断していると、緩急をうまく使ったチェンジアップのようなグッと来る内容にド真ん中をブチ抜かれてしまう。そこに星野源がある。まさに「くだらないの中に」手法だ。
思い返せば、私が星野源に関心を持ったのは比較的遅く、2012年くらいに知人からCDを借りた時からだ。エピソード、ばかのうたは異論無しの名盤であり、CDを聴くやいなや古参を前に名乗れない程度のファンになった。また、星野源主演映画である「箱入り息子の恋」も私のような永遠の精神童貞タイプの人間はみな心を奪われるだろう。
それから時間がたち、初期の星野源像とは違う調子乗ってる感(二階堂ふみとの熱愛報道、人見知り否定発言、タモリさんへの謎アプローチ、大衆性に特化しだした音楽性、バックバンドの起用の仕方等)に違和感を覚え始め、3枚目のアルバムが全然ピンと来なかったことから、自分の中で過去の人間にしようとした。しかしながら、妹がリビングで流していた4thアルバム、yellow dancerにしてやられた。Week End、Down Town、Friend Shipが嫌みの無いファンク+万人受けpopsのかけあわせでぐうの音もでない。取って付けたようにマイケル・ジャクソン発言を多くしだしたのは、「認知度の高い偉人をコメントに出すと映えるから」という、あざといものだけではなく、音楽性にも上手く反映されていると感じた。yellow dancerを聴いてからは星野源は愛憎の対象となっている。
最後に、星野源に一番嫌気が差した時について。それは、この動画を見たときだ。https://youtu.be/dkIilHTHS4E
逃げるは恥だが役に立つで新垣結衣とキスシーンがあったことや、LIFEで石橋杏奈と仲良くしてることなど、いろいろと羨ましい事案はあるが「まぁ、実際星野源すごいもんなー」と割りきれる。しかし、この動画だけは羨ましすぎて大ダメージを被ってしまった。自作曲が楽曲提供などでは無いかたちでアイドルに踊ってもらえるなんて、私の想像できる限りの幸せの最上ランクだ。まじ卍~
のらくら
私は今年に入ってから休職をしている。休職生活に落ち着きが出てきてから、記事にしたかったので、ここで更新する。
思い返せば盆明けくらいからだ。急に頭がボーッとして、物事を考えることが自分自身に拒絶されている感覚が生じたのは。そこからというもの、めまいや、指が思うように動かせなくなったり、吐き気がしたりと徐々に自律神経が蝕まれていた。
明らかに体調がおかしい自分を見て上司と両親に心療内科にかかること、休職、投薬を視野に入れることを勧められた。私は心療内科にかかることに対して、下記の懸念があった。
1.生命保険への加入に支障がでること
2.住宅ローン謝絶の可能性があること(1に追随することだが)
3.社会からの敗北感
4.なんだかんだであった仕事への責任感
5.復帰後の待遇
家庭を持つことに憧れも予定も無いことから1、2、5に関しては許容範囲にあったが、3.4が休職することの邪魔をした。そこで私は、マチス戦に備えてカミナリの石で進化の話を持ちかけたサトシに抗うピカチュウくらい抵抗した。
もっと例えるならクリムゾンの漫画に出てくる気の強い女キャラクターレベルでの抵抗だ。しかしながら、私の強がりとは裏腹に、日々迫ってくる自分の限界値と、親の普段見せないような表情に屈して病院にかかることを決意せざるを得なくなるのだが。
心療内科に通うにつれて休職の予定、診断書の発行日について具体化していった。
診断書を貰った日、社会から隔離してしまう感覚は拍子抜けするほど無かった。学生でもないのに仕事をしていないという特異な状況を迎え入れる余裕がある。むしろ、ホッとした気持ちが強かったのだろう。
心療内科から車で帰っているとき、少し開けた窓から車内に入る冷たい空気に冬を感じた。その時にカーステレオから流れていたWe Are!ののらくらが今まで聴いた中で一番素晴らしく感じた。
君らしさ
堀未央奈 1st写真集「君らしさ」について。
私が写真集を購入したのは、中学生の頃に購入した大塚愛の「キミイロオモイ」以来だ。その時は、大塚愛が好きで好きで仕方がなかったが、一度読んだら見返すことはなかった。どれほど好きでも写真集なんてそういうものと思いつつ購入したが、この先入観は払拭されることとなる。堀未央奈はarのモデルをしているし、今回もar同じスタッフということで、ファッション性が高く、写真集も音楽や小説や映画と同様に作品であることを認識させられた。
本作品は、アメリカが舞台ということもあり、ハンバーガーを食べるカットから始まる。
次頁のダイナーでもまた食ってるし、作品を通してみても無邪気さ、どことないボーイッシュ感が初期広末涼子的アイドル像を爆裂させている。楽しそうな堀未央奈を見てこちらまで楽しくなってまうと思いつつも、たまに挟んであるこちらを不安にさせるような表情。スピッツの君が思い出になる前にや、ceroのcontemporary tokyo cruseのような、終わりが見える儚さも写しだされている。
マイベストカットランキング
6位
最後の花柄ワンピースのカット。
リンネルに載ってそうなすごくいい写真。私はリンネル系の服装がタイプだ。リンネルを一回も読んだこと無いので全く知らんけど。
5位
白キャップを被ってるカット。
キャップ女子がそもそも最高。
4位
紺の水着でのアップカット。大人っぽい表情にぶち抜かれた。21歳になったばかりとは思えない。最近、いろいろなところで私は老け顔と言われるが、それとは違うぜ。
3位
ファーを右肩にかけてるカット。
橋本環奈が天使すぎるアイドルと言われているが、アイドルに対して天使という表現をすることにしっくり来ない部分があったが(橋本環奈が目鼻立ちがハッキリしすぎてて苦手なのもあるけど)、この堀未央奈のカットは天使という表現がバチッとハマった。通常版の表紙も同じ衣装だが、これもまた天使だ。ファーが天使の羽を彷彿とさせているのかもしれない。羽で思いだしたのがASIAN KUNG-FU GENERATIONのアフターダークのpv。高校生の時にみて、分かりやすいストーリー性があり面白いのだが、後藤正文の汚ねえ天使感がきちいと感じた。天使にもいろいろいる。それも個性。
2位
泡のお風呂で悪戯っぽい表情でこちらをみているカット。この表情は珍しい気がしたのもあり2位にランクイン。このカットをみてcssのラブフォックスの表情を思い浮かべた。(奇抜では無いかわいい頃の)。https://youtu.be/7agPOt1XZz8
このcssのpvはぽっちゃりラブフォックスが世界を揺らして、みんなmake loveしてまうというPVだと解釈している。こういった面白味のあるpvであの悪戯っぽい表情を連発してほしい。あの表情で歌われたらもう堪らんですね。最後の方のウサギの衣装でもこの表情をしてほしかった。
1位
キングオブマスターゴッドネスマイベストカットはセブンネット限定版表紙の水色の水着で、海でカップルがやってるイメージのあるあのベタな水をかけるカットだ。私は堀未央奈に対して全くエロスを求めていない、もっと言うならそんな目で見たくないのが本音だ。(性的に魅力ないと言っているのではない。)それにも関わらず水着のカットに完全にやられた。カメラについて知識が皆無であるが、スピッツのフェイクファーのジャケと同じ技法なのかと思う。写真の技法を除いても、フェイクファーのジャケットと同様の輝きを放っている。世の中の男性が堀未央奈の水着カットをみていることがとても不快なので、むしろフェイクファーを模した格好でのカットが見かった。
また、このカットはプールでの撮影ということもあり、2017年の失われた夏を取り戻した感覚があった。11月に発売した写真集なのにも関わらずここまで夏をもたらすとは、驚異でしかない。2017年夏の絶望は、この写真集での感動のために取っておいてたと言っては過言だろうか。