デカダンス ダンス

地獄詩人ヘルポエマーによる地獄詩のブログ。

年末調整GIG2017

夏から忙殺され続けていたので、当然秋冬の季節感も感じることが無いまま「年末」とつくイベントへ行くこととなった。年末調整GIGってことは、一年間クソだった人には楽しくさせて、一年間サイコーだった人にはクソ体験をさせて帳尻合わせするって意味合いなのかと憶測しつつライブに向かった。企画名といい、ステージ上の年末調整GIGの文字といいハードコア感(GAUZEの消毒GIGぽさ)があった。

 

1、スカート

2、chai

3、OGRE YOU ASSHOLE

4、D.A.N

5、cero

6、your song is good

 

chaiがとてつもなく良かった。CSS+チョケ+ちょいジョイマンって感じだった。あと、ベースのユウキが可愛いかった。物販の近くにいたので至近距離でみれたが、美人だと思った。

 

ceroは音のバランスが悪かったし、時間も短くて物足りなさがすごくあった。やはりクニナマシェから始まってほしい。2017年は新曲のリリースが全く無かったので来年は期待したいな。ライブでやってる未収録曲もはやく自宅オーディオで聴きたい。

 

ライブ後は、Rからのコメダ珈琲(千種)。Rは、茹ですぎかつ、甘過ぎた気がした。コメダ珈琲に行ったら基本コーヒージェリーを頼んでいる。店員に「コーヒーゼリー」か、「コーヒージェリー」どちらで注文するかは、店、オーダーを取る店員、一緒に来てる人、自分のテンションの総合的判断で毎回決断しているが今日は荒波をたてたくない気分だったので「コーヒーゼリー」と頼んだ。コーヒージェリーは店(というか、作ってる人?)によって完成度が全然違うのでこれからは毎回写真に収めることにした。



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写真縦にできねー

 

 

 

2017年12月10日

今年のM-1のことを記事にしたいという意欲がありつつも、思うところがありすぎて(上沼恵美子マヂカルラブリーへのコメントと誤解、審査員7人体制の導入、笑神籤制度とかいろいろ)なかなか書くべきことがまとまらず、先に別の記事を書くこととなってしまった。

 

今日の予定はVIDEOTAPEMUSICと思い出野郎Aチームのライブを観ることだ。午前10時頃に起床したので、ライブまでの時間は自宅で有意義に使おうと思っていた。しかし、ひどく倦怠感があり、なにもやる気がでなかったため、ベッドで横になりながらひたすらにAVを観ていた。一度、昼食で中断したものの夕方までずっとAVを観た。また最近、性欲がほとんど無いので、自慰行為をすることもなかった。テレビをみたり、散歩したり、誰かとしゃべったり、YouTubeを見たり、ただただボーッとしたりすることよりもなによりも「自慰行為をすることもなくAVを観る」というのは不毛な時間だ。この無駄にしてしまった時間を思い返すだけで悲しくなる。

 

17時を過ぎると、ライブに備えて身支度をしはじめた。やっと止まっていた時間が動き出したように思う。

 

VIDEOTAPEMUSICを観るのは、半年ぶり3回目だ。最高にしゃれててかっこよかった。次に名古屋公演があった際は必ず行きたい。

 

次は思い出野郎Aチーム。高橋一がMCで「名古屋でのライヴは、のうしんとう、odd eyesとやった時ぶりの二回目」と話していたが2年前のトヨロックに出ていたのもあり、私が思い出野郎Aチームをみるのは三回目だ。夜のすべてを聴いていなかったので、知らない曲はわりとあったが、ファンク、ソウルといった音楽ジャンルの一貫性と、酒、パーティー、レコードのことばかり歌っている一貫性のお陰で存分に楽しめた。

 

 

ライブは新栄だったので、千種まで歩いて晩飯はRにしようとしたが、日曜休みという基礎情報を失念していた。学生時代であれば日曜定休を忘れることなんて無かったので、そこでも学生ではない自分(≒自由の無い自分に)を感じて辛くなった。やむを得ず千種のガッツ麺に行った。私はラーメンに対するプライドが無いので、普通に美味しくいただけた。

 

そこから今池まで歩き、軽く胸騒ぎしてから御器所経由で自宅へ帰った。

 

こんなかんじの日曜でした~

楽ya閉店について

10月半ばの某日、植田~塩釜口付近を歩いていたので、久々にCDをディグろうと思い楽yaに立ち寄った。店内を一通り見て会計をした時、レジ付近に今まではなかった貼り紙を見つけた。そこには「10月末をもってCD販売コーナーが終了する」との記載があった。学生の頃からお世話になってる地元のレコ屋が無くなることは私にとっては大事件だ。また、サウンドベイの植田店、上前津店が無くなったときと同じように想い出の場所を失うことは辛く哀しいことだった。

 

 

思い返せば、楽yaではサニーデイ・サービス、セロニアスモンク、ヨラテンゴ鈴木茂、ウータンクランと挙げればきりがないが、何十枚もの名盤を購入した。現状、私のCDラックの4割くらいは楽yaで購入したものだと思う。

 

10月28日、今日で行けるのは最後だということで、本当に貧困に陥った時までとっておいたポイントも全て使いきった。最後に買ったのは空中キャンプ(フィッシュマンズ)、we free kings(ローランドカーク)、フィッシュマンズ 彼と魚のブルース(CDではなく評伝)となった。これらは最後の思いでとして大切にしたい。


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夢について

今日、夢を見た。いつぶりかは思い出せないが、久々に見た夢だったので内容をここに記そうと思う。

 

【夢の内容】

自分の部屋にエフェクターのワウがたくさんあった。それを手に取ることもなければ、試奏することも何もなかった。「フローリングの床にワウが無秩序に並んでいた」それ以上でもそれ以下でもない、そんな夢だった。

 

 

私は特にエフェクターに関心がないし、ワウを全く欲してない。私の記憶が正しければ、夢に出てくるというのは「夢に出てくるほど、私のことが好き」という古典常識があったはずだ。ワウが私を欲しているのか。どうして私がワウの寵愛をうけようか、いや、受けられない。

 

【最後に】

高校の淡い思い出について。高校に入りたての頃に、古典の授業でラ行変格活用を習った。授業中に、先生にあてられて「ラ変全部いってみろ」と言われた。「あり おり はべり いまそがり」が正しいのだが、私は誤って「あり おり はべり いそまがり」と答えてクラスメイトに爆笑された。その事が謎にバズった。クラスでマブめの女子に、「いそまがり めちゃおもろかった~」のようなことを言われて、これをきっかけに女子に話しかけられる頻度が多少増えていたと思う。この時、高校生活勝ち組になれる気がした。しかし、現実はそんなに甘くはなかった。詳しくは書きません。

 

【更に最後に】

この記事の内容が、今日の夢→古典での夢の捉え方→高校の思い出と、プログレ的展開をしていると思う。yesを聴こう。

 

 

 

夏の終わり

人それぞれ自分の中の夏の始まりと終わりの定義があると思うが、私の中では「本夏」と「俺の夏」の二つに分けて考えている。「本夏」は海の日~甲子園閉会までで、「俺の夏」は半ズボンはいてる期間(GW~寒くなるまで)といった具合だ。

 

本夏最終日である高校野球決勝の日は仕事だった。その事自体は至って普通であるし、それに対して嘆くつもりは無い。ただ、翌日は休暇であるため、最後に夏らしいものを味わえる行動をする心づもりだった。そこで、近くの学校の野球の練習風景を見ようと思い散歩に出掛けた。しかしながら、近所の中学も高校も野球部は練習をしていなかった。突き放された気分だった。悲しすぎたのでバッティングセンター行ったけど、悲しさは埋められなかった。

 

 平成29年の本夏は本当になにもなかった。手帳見ても、携帯のアルバムを見ても、記憶をどれだけ辿っても今年の夏は確実に何もなかった。スイカも一度たりとも口にしてないし、花火を見にも行ってない。毎年楽しみにしている高校野球も全く見れていない。人ともあまりあってない。夏を感じることはおろか、楽しいこともひとつもなかった。夏を満喫した人達に嫉妬する気分すらない。少しでもいいので楽しいと思えることが今の生活に欲しい、それだけだ。ただ、保険をかけたいので当面は自分の人生に楽しいことが起こるという期待は抱かないで日々を消化するつもりだ。

 

スマートフォン普及の弊害

表題にもあるが、スマートフォンの普及について物申したい。私のブログの中では初めての社会的な内容であるため多少なりとも肩に力がはいる次第だ。カマすぜ

 

スマートフォンを持っていることが当たり前となった今日では、インターネットを駆使することで、いつでもどこでも女の裸体をすぐに見られる時代となった。

 

私が中学生だった十数年前は、オカズひとつを手にいれるだけでも一苦労であり、お宝ゲットまでのアドベンチャーがあった。通学路から少しそれたところによくエロ本が捨てられているスポットがあり、仲のよい友人と立ち寄って誰がどれを持ち帰るかの会議を繰り広げたものだ。また、ふたりエッチ、天上天下を持っている同級生から誰が先に借りるかなどの話し合いもあり、そこで私は交渉術を学んだ。

 

そういったものの入手に必死だった私は、エッチ要素のあるテレビ番組を親に隠れてビデオ録画したものである。当時は、今よりは攻めた深夜バラエティーも多くあったし、嬢王や只野仁などのドラマもあった。

 

某日、隈無く新聞のラテ欄をチェックしている時に、深夜の番組に「グラビア」というワードを発見した。「グラビア=巨乳ビキニ」と安易に変換していた私はすぐさま録画準備をした。

そして、翌日。親が寝静まってから録画した番組を見たとき絶望した。画面には鮮やかな羽を広げ飛び立とうとしている鳥が写っていた。その番組でのグラビアとは「グラビア印刷」という手法を指すもので、カメラを趣味に持つ方が見るような番組だったのだ。そもそも、深夜の番組とはいえどNHKだったことに違和感を覚えるべきだった。

 

今となってはそういった経験も良き青春であったと胸を張れる。このような失敗が人をひとつ大きく成長させる。今の中学生は努力も失敗もせずにスマートフォンでAVを見つけられていると思うといささか寂しい。人を成長させる場を奪うスマートフォンに私は怒りを覚えて仕方がない。怒りの矛先をどこ向ければいいのかわからないので、今日のところはスマホでエロサイトを探して怒りを沈めようと思う。

 

 

【余談】

大塚愛の大ファンだった中学の頃に、ラテ欄で「大塚愛」を見つけて録画した。翌日に録ったビデオを見たら「大恋愛」と空目していたらしく、知らない女優が過去の恋愛を語っていて、誰だこのババアとなったことがあります。