デカダンス ダンス

地獄詩人ヘルポエマーによる地獄詩のブログ。

www『あだち麗三郎まつり』

名古屋にいる時からずっと耳にしていて、一度足を運んでみたいと思っていたライブハウスである渋谷WWWに来た。WWWというとロックマンエグゼの敵であるワールドスリー*1のせいで悪の秘密結社というイメージしか無かったのだが、このライブハウスでWWWというワードのイメージが一新された。キャパは想像より小さかったけど、音がすごく良かった。さすがギャルの町、渋谷。


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・冬にわかれて

ノーマークで行ったけど、メロディーの良さとそれを引き立てるために邪魔を一切しないウッドベースとドラムにウットリした。あがた森魚の『最后のダンスステップ』という曲をカバーが素晴らしかった。

 

 

guiro

スリーピースの冬にわかれてとは真逆の大所帯バンドであるが、大所帯の良さがこれでもかというくらい発揮されていた。ただ人が多いだけのバンドは見苦しいが、guiroは必要に迫られてのことだというのがすぐにわかる。各パートが挑発的で目立つ音を出しているのにそれぞれのレベルが高すぎて嫌味なくポップさに貢献している。しかも、前観たときよりCD音源からのアレンジが自由になっていた。2曲目のあれかしの歌のアレンジが極まっていて、3曲目のアバウの時点ですでに最高だった。初めて観た時は高倉さんがコミカルタッチなMCをするのは意外だと思ったのだが、今回も面白かった。クールでかっこいいバンドなのにMCチョケるバンドはだいたいイケてる。節々に名古屋弁のイントネーションが出てるあたりも好き。

 

 

あだち麗三郎クワルテット

バンド名を変えることを検討しているので、パワーポイントを用いてプレゼンをするというコントをしていた。
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面白い上にこちらも曲がいい。音源よりライブの方がグッときた。

 

 

関係ないけど、古川麦さんの顔がかっこいいと思った。

 

*1:ワイリーという悪い科学者の率いる組織