夏の終わり

人それぞれ自分の中の夏の始まりと終わりの定義があると思うが、私の中では「本夏」と「俺の夏」の二つに分けて考えている。「本夏」は海の日~甲子園閉会までで、「俺の夏」は半ズボンはいてる期間(GW~寒くなるまで)といった具合だ。

 

本夏最終日である高校野球決勝の日は仕事だった。その事自体は至って普通であるし、それに対して嘆くつもりは無い。ただ、翌日は休暇であるため、最後に夏らしいものを味わえる行動をする心づもりだった。そこで、近くの学校の野球の練習風景を見ようと思い散歩に出掛けた。しかしながら、近所の中学も高校も野球部は練習をしていなかった。突き放された気分だった。悲しすぎたのでバッティングセンター行ったけど、悲しさは埋められなかった。

 

 平成29年の本夏は本当になにもなかった。手帳見ても、携帯のアルバムを見ても、記憶をどれだけ辿っても今年の夏は確実に何もなかった。スイカも一度たりとも口にしてないし、花火を見にも行ってない。毎年楽しみにしている高校野球も全く見れていない。人ともあまりあってない。夏を感じることはおろか、楽しいこともひとつもなかった。夏を満喫した人達に嫉妬する気分すらない。少しでもいいので楽しいと思えることが今の生活に欲しい、それだけだ。ただ、保険をかけたいので当面は自分の人生に楽しいことが起こるという期待は抱かないで日々を消化するつもりだ。