はっきりもっと勇敢になって

おマセさんから程遠い小学生の私はクラスのマドンナに「可愛い」と感じることはあっても、芸能人に対してはあまり無かった。そんな中、小学生ながらに可愛いと思った数少ない芸能人の一人に小倉優子がいる。小倉優子を初めて見た時、「こんなにかわいい人がこの世にはいるのか。芸能界ってのはすごいところだ」と感じた。


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知名度がグングン上がっていた頃の小倉優子は「こりん星」真っ盛りだった。ケツから糞ではなく苺がでるとの情報もあった。キャラ作りが強い小倉優子はクラスの男子の標的で「小倉優子キモい」などの話題で盛り上がっていた。渦巻くクラスメイトのディスの中で「俺は小倉優子かわいいと思うし好きだよ」とは言えなかった。むしろ、ディスれば盛り上がるので一緒になってディスっていた。その時、私は社会の授業で習った「踏み絵」を連想していた。聖母を踏めないキリシタンとは違って、罰せられることを恐れた私はガンガン踏んでいたことになる。小倉優子踏み絵事件は、今でも覚えているほどダサい経験だった。

 

中学生になると小学生とは違い、「誰々可愛い」と言うことに恥じらいが無いような空気感ができてきてきた。男子連中は芸能人、クラスメイト、学校の先生問わず誰々可愛い話で盛り上るようになっていた。そこで、何の気なしに「小学生の頃、みんなは小倉優子のこと非難しまくってたけど、俺は好きだったんだよねー。今見てもやっぱり可愛いわ。」と話したら周りの友人も「実は俺も…!」と共感してくれる人が少なからずいた。小学生の頃、勇気を出して「小倉優子かわいいし、好きだ!」とクラスメイトに打ち明けてたら、小倉優子ファンの集いができていたかもしれない。

 

小学生の頃だからまだ許せても、好きなものを好きって言えなかったり、やりたくないことを嫌々やったりなんてダサい。反町隆史も言ってるけど、言いたいことを言えないこんな世の中じゃPOISON。自分の気持ちに嘘をつかずに生きていきたい。とはいえど、それが困難なのが実情…。「仕事よりサウナ行きてえし、案件よりYouTube見てえっす。有給フルチューンしつつ、よくわかんない書類はシュレッダーしてえっす」と上司に言える明日を夢見ながら明日もきっと残業マン。