デカダンス ダンス

地獄詩人ヘルポエマーによる地獄詩のブログ。

乃木坂握手会

12月17日にポートメッセ開催の乃木坂46ミニライブと握手会に参加してきた。

ミニライブ開始にあたっての和田まあや伊藤純奈による注意事項読み上げで会場がどよめいて、OVERTUREが流れた時は既に会場全体に高揚感があった。その空気を味わえたたけでも、いい経験ができてよかったと思った。ライブは自分のブロックがかなり後ろでスクリーンすらろくに見えない状態だった。それに加えて音が割れてて音質は悪かったし、サヨナラの意味以外さほど聴き込んでいなかったので、正直あまり楽しめなかった。ただ、ファンの持つペンライトが綺麗だなーと思った。ステージ上からみるとまた景色が違うんだろうな。

握手会は 推しメンの堀未央奈のレーンに並んだ。ブースの近くの折り返し地点になると隣のレーンのメンバーを何人か見ることができた。星野みなみの透明感がすごかった。自分の前に並んでた女性ファン(堀未央奈・樋口ひなレーンに並んでいた)と目があっていたときに気付いた星野みなみが手を振っていてファンサービスも素晴らしいと思った。

自分の握手の時は堀未央奈がこちらがこちらに耳をかたむけてくれているような仕草をしていたのにも関わらず、緊張なのかよくわからないけど、状況がうまく飲み込めなくなって何も言葉を発することなくはがされてしまった。実物はテレビよりもかわいいとかそういう気持ちが生まれることも無いくらい何がなんだかわからなかった。

握手待ちで並んでいる時にアイドルにとっての握手会について考えていた。会ったこともない人と握手なんてしたくないだろうし、対応が悪いと人気にも影響を及ぼしてしまうし、大変な仕事だとおもった。心身ともにハードそうだ。

帰りにはアイドル業という仕事について色々考えてしまった。アイドルには年齢の制約があるので、早いうちに芽がでないと実りのないままアイドル人生が終わってしまう。限られた時間の中で成果をあげないといけない。グループ内外問わずライバルで溢れているし、悔しい経験、不安になることばかりなんじゃないかと思う。その半面、努力が実った時はとてつもない喜びが得られるんだろうと思う。自分より年下にも関わらず、アイドルは色々経験している。それに比べて自分の人生の平坦さ、面白味なのさに絶望した。自分は推し今までなにかに対して本気で努力をしたことがないと思えたし、今後の人生もそうたいしたこともないんだろうと思う。自分の人生の価値がよくわからない。

高校の時、ギターで飯を食えるようになりたいと思っていた。その頃アクションを起こしてたらよくも悪くも今とは違う人生になっていたと思う。

 


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